意外な発祥の地ランキング
投票期間:2023年04月13日〜2023年05月19日まで
先日、会員の皆様にご投票いただきました「意外な発祥の地ランキング」の集計結果がでました。
投票にご協力いただきました会員の皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございます。
「意外な発祥の地ランキング」トップ10は以下のようになりました。
茨城県 水戸市「オセロ」
今回1位になったのは、茨城県 水戸市の「オセロ」でした。
今では世界大会も開催されている「オセロ」の原形は、当時旧制中学生の男の子が考案しました。
ルールはシンプルながらも奥が深く、駆け引きをしあいながら最後の一手まで勝敗が分からない、大人も子供も楽しめるスリリングなゲームですね。
投票者のコメント
- オセロ発祥が日本だったことにまず驚きです!そして水戸市とは意外ですね…(30代 女性)
- 意外という観点で日本発祥なんだなと思って選びました。(60代 女性)
今回1位になりました、水戸市の市民協働部文化交流課のご担当者様にもコメントをいただきました。
水戸市の市民協働部文化交流課のご担当者様
男性 | 女性 |
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56% | 44% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
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6% | 11% | 17% | 17% | 33% | 17% | 0% | 0% |
茨城県 龍ケ崎市「うな丼」
2位は茨城県 龍ケ崎市の「うな丼」でした。
「うな丼」は、江戸時代後期の大久保今助が発案したものです。今助が蒲焼きと丼飯を別々に注文したところに渡し船がきてしまい、丼飯に蒲焼きが乗っていた皿をうなぎごと逆さにし蓋をしてそのまま乗船。下船してから食べてみたところ、うなぎがご飯の熱で蒸されてやわらかくなり美味しかったことから「うな丼」が生まれたとされます。また龍ヶ崎市にある牛久沼沿いは、創業数十年以上の老舗が並ぶ「うなぎ街道」と呼ばれています。
投票者のコメント
- どこかのワイドショーでも紹介してましたが、東京(江戸)か静岡(駿河)辺りが発祥と思ってました。(60代 女性)
男性 | 女性 |
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73% | 27% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
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0% | 0% | 20% | 13% | 20% | 47% | 0% | 0% |
山形県 鶴岡市「学校給食」
3位は山形県 鶴岡市の「学校給食」でした。
「学校給食」は明治22年、大督寺境内にあった私立忠愛小学校で、貧しい子供たちに無償でお昼ごはんを提供したことが学校給食の始まりとされています。現代では、給食にパンや牛乳などが出てきていますが、学校給食初の献立はお米(おにぎり)・野菜(漬物)・焼き魚(塩シャケ)でした。大督寺境内には「学校給食発祥の地」の記念碑も設立されています。
投票者のコメント
- 学校給食大好きでした。始まりはお寺で貧しい子供達にということだったんですねえ。これはなくしてほしくない制度です。(50代 男性)
男性 | 女性 |
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62% | 38% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
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0% | 23% | 31% | 23% | 15% | 0% | 8% | 0% |
群馬県 安中市「温泉記号」
4位は群馬県 安中市の「温泉記号」でした。
1661年、江戸幕府から、付近の農民の土地争いに決着を付けるため評決文「上野国碓氷郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚」が出されました。その添付図に磯部温泉を記した温泉記号が2つ描かれており、専門家が調査した結果この温泉記号が日本で使われた最古のものと判明し、発祥の地となりました。
男性 | 女性 |
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56% | 44% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
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0% | 0% | 11% | 22% | 22% | 33% | 11% | 0% |
香川県 多度津町「少林寺拳法」
5位は香川県 多度津町の「少林寺拳法」でした。
「少林寺拳法」は1947年、宗道臣が「人づくり」のための「行」として創始した新興武道です。多度津にある本山「金剛禅総本山少林寺」では、毎年10月になると禅の開祖である達磨大師を偲ぶ「だるま祭」が開催されています。
男性 | 女性 |
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63% | 38% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
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0% | 0% | 13% | 25% | 38% | 13% | 0% | 13% |
6位(同点) | 「少年野球」 | 秋田県 大仙市 |
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6位(同点) | 「ブラウン管テレビ」 | 静岡県 浜松市 |
8位(同点) | 「おみくじ」 | 滋賀県 大津市 |
8位(同点) | 「ぜんざい」 | 島根県 出雲市 |
10位(同点) | 「竜宮伝説」 | 鹿児島県 指宿市 |
10位(同点) | 「蚊取り線香」 | 和歌山県 有田市 |
- 投票者全体の属性
男性 女性 その他 61% 38% 1% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 2% 7% 18% 21% 26% 20% 6% 1% 現在開催中の「(漢字で)書けそうで書けない市ランキング」のご投票もお願いいたします
1位の受賞コメント
この度は、「意外な発祥の地ランキング」において、水戸市発祥のオセロが1位に選ばれたこと大変嬉しく思います。ご投票いただいた皆様、誠にありがとうございました。
水戸市では、オセロが水戸発祥であることを広めるべく、大会やイベント、講座などを実施しています。オセロが水戸市で生まれたことをたくさんの人に知っていただきたいと思っております。
オセロが生まれた流れ
水戸市出身で、日本オセロ連盟の会長をされていた長谷川五郎さん(本文下の写真)が、旧制水戸中学(現在の茨城県立水戸第一高等学校)の生徒の時に発明しました。
(写真:長谷川五郎さん/提供:水戸市)当時は、第2次世界大戦の終戦直後。友達と遊ぶためのゲームはほとんどありませんでした。そんな時、長谷川五郎さんは、囲碁の黒と白の石を使って、相手の石を挟んだら取れるというゲームを発案し、オセロの原型が生まれました。そのあと形を変えて、今のオセロになっており、今や世界大会も開催されるなど、日本のみならず海外でも楽しまれているゲームとなりました。
関連イベントの紹介
(写真:水戸市オセロデー/提供:水戸市)2023年7月23日(日)に水戸市民会館 大会議室で「第19回水戸市長杯小学生オセロ選手権」を開催しました。やぐら広場では同時開催ベント「みんなでオセロinやぐら広場」も行われました。
~今後のイベント~
2023年11月26日(日)「水戸市オセロデー2023」場所:イオンモール水戸内原
2024年1月28日(日)「第18回水戸市新春親子オセロ大会」場所:水戸市民会館 大会議室
水戸市のご紹介
水戸市は、茨城県の県庁所在地で、水戸徳川家の城下町として栄えた歴史を持つまちです。
(写真:水戸城大手門/提供:水戸市)水戸徳川家の中でも、テレビドラマ「水戸黄門」で知られる第2代藩主光圀公、徳川慶喜の父で、偕楽園や弘道館を創設した第9代藩主斉昭公が有名です。
(写真:水戸黄門 助さん 格さん像/提供:水戸市))(写真:水戸藩の藩校「弘道館」/提供:水戸市)
早春の時期には、偕楽園・弘道館を会場に「水戸の梅まつり」が開催され、多くの人が訪れます。
(写真:偕楽園/提供:水戸市)また、水戸の名産品といえば「納豆」です。水戸の納豆の特徴は「小粒」。小さい豆はごはんに絡みやすく、ほかの納豆とは違った美味しさです。
(写真:わらつと納豆/提供:水戸市文化交流課)にぎわい創出、芸術文化の発信の拠点として、2023年に新たに開館した水戸市民会館。
(写真:水戸市民会館/提供:水戸市)水戸芸術館、水戸市民会館、京成百貨店の3つの施設が並ぶエリア「MitoriO(ミトリオ)」は、芸術文化に親しむことができる場所です。
(写真:MitoriO[ミトリオ]手前から、水戸芸術館、水戸市民会館、京成百貨店/提供:水戸市)