「(漢字で)書けそうで書けない市ランキング」投票受付中

注目ワード「ICT教育」

今の小学校・中学校では、タブレットを使って勉強をしている学校が多く存在します。ここでは「ICT教育」とはどういったものか、関連するデータはどのようなものかをご紹介していきます。

登場人物

ゆきちゃん のんびり屋さんだけど明るい性格。近々子どもが生まれる予定の妊婦さん
れいこ先輩 しっかりもので物知りな会社の先輩

1. ICT教育とは?

ゆきちゃん

せんぱい!インフルエンザとかにかかると、熱下がっても数日はお家にいなきゃいけない期間あるじゃないですか。姪っ子から聞いたんですけど、今ってそういう期間には、オンラインで授業受けられるそうなんですよ!知ってました?

へぇ。随分小学校もICT化が進んでるのね…。

れいこ先輩
ゆきちゃん

あいしーてぃ?

ICTっていうのは「Information and Communication Technology」の略で、ざっくりいうといろんなものをデジタルにして、インターネットを使って色々できたりすることね。Wi-fiが使えるようになって、場所を問わず色々なことができるようになったわよね。それこそ家で授業受けたりとか、パソコンで課題作って提出したりとか。

れいこ先輩
ゆきちゃん

学校行かなくていいっていうのはうらやましすぎー!あぁでも私ちゃんと使えるかどうか心配です…。今の子はクラス全員、画面だけのノートPCみたいなの持ってて、教科書もアレに入ってたりするんですって。アレなんて言うんでしたっけ?

タブレットね。もう教科書も電子化してるのね。すごいわ。黒板も液晶だったりするのかしら?

れいこ先輩
ゆきちゃん

そうなんですよ!よくわかりましたね。一部の教室だけらしいんですけど、教科書と連動してたりするらしいですよ。

うちもそろそろ小学生だし、自分の住んでいる市がどれくらいそういうの進んでるかみてみようかな。

れいこ先輩
ゆきちゃん

え?そんなのわかるんですか?

生活ガイド.comにデータあるわよ。

れいこ先輩

解説ICT教育のICTとは「Information and Communication Technology」の略です。日本語で「情報通信技術」と言われたりしますが、教育現場の場合、具体例として1人1台タブレットの導入、タブレットを使った授業、電子黒板や電子教科書の導入などが挙げられます。

ここがポイント
  • ICTとは「Information and Communication Technology」の略
  • 教育現場では1人1台タブレット、電子黒板、電子教科書などの導入が進んでいる

2. ICT教育関連のデータ

ゆきちゃん

どんなデータがあるんですか?

教育用コンピュータ1台当たりの児童/生徒数、光ファイバー/100Mbps以上の回線によるインターネット接続率、デジタル教科書の整備率、普通教室の大型提示装置整備率、遠隔教育実施率が小学校、中学校それぞれあるわ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

難しい言葉がたくさん…。

さっきの話に関連するのは、まず教育用コンピュータ1台当たりの児童/生徒数。パソコンやタブレットをどれくらい導入されているかがわかるわ。今は1人1台持っているところが多いから、1.0に近いところが結構増えてきてるみたい。

れいこ先輩
ゆきちゃん

おぉ!全国的にそうなんですね…。

デジタル教科書の整備率は、どれくらい指導者用デジタル教科書が導入されているかがわかるわ。それと普通教室の大型提示装置整備率は、普通の教室にプロジェクタや電子黒板、デジタルテレビ等が導入されているかを示したものね。どちらもだいぶ増えてきているけど、まだまだのところもあるわ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

こっちも増えているんですか?!

あとはオンライン授業等の実施率がわかる遠隔教育実施率ね。これも100%に近い市が多くなってきたみたい。

れいこ先輩
ゆきちゃん

ひょぇ。。100%に近いって、もう小中学生でオンライン授業は当たり前って時代になって来てるんですね。

解説生活ガイド.comでは、教育用コンピュータ1台当たりの児童/生徒数、光ファイバー/100Mbps以上の回線によるインターネット接続率、デジタル教科書の整備率、普通教室の大型提示装置整備率、遠隔教育実施率が小学校、中学校それぞれのデータがあります。

ここがポイント
  • 教育用コンピュータ1台当たりの児童/生徒数はパソコンやタブレットを小中学校でどれくらい導入されているかがわかる
  • デジタル教科書の整備率と普通教室の大型提示装置整備率は、電子教科書と電子黒板等が導入されているかがわかる
  • 遠隔教育実施率はオンライン授業等の実施率がわかる

3. GIGAスクール構想

ゆきちゃん

姪っ子ちゃんから聞いた時も思ったんですけど、なんで最近いきなりタブレット1人1台もってたり、オンライン授業ができるようなったりと「あいしーてぃ化」が進んでいるんですか?

それは国の政策で「GIGAスクール構想」というのがあるんだけど、簡単にいうと「1人1台端末、高速大容量の通信ネットワークを一緒に整備して、教育のICT環境を整えよう」って内容のものなの。だからタブレット端末を1人1台導入される学校が増えていったの。そこに新型コロナウィルスの蔓延があって、オンライン授業も推進されていったという流れかしら。

れいこ先輩
ゆきちゃん

ギガ!いっぱい使えそう!!

「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All」の略らしいわ。よく携帯電話のプランで言われているギガとは違うものなので気を付けて。

れいこ先輩
ゆきちゃん

え?違うんですか??

なんか関連ありそうに感じるけど違うらしいわ。GIGAスクール構想は、まずはすべての児童・生徒にICT環境の整備するのが目的だけど、そこから、ICT環境を活用してデジタルな環境でコミュニケーションをとったり、調査したり、AIで自分の苦手なところとか分析された問題を解いたりと、私たちが受けていた授業や勉強方法とは全然違うものになっていくみたいね。

れいこ先輩
ゆきちゃん

AIまで導入されているとか!もう若い子にどんどん追い抜かされるぅ。。

解説「GIGAスクール構想」はまず1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、ICT教育の環境を整える政策です。そこからICT環境を活用してデジタルな環境でコミュニケーションをとったり、調査したり、AIで自分の苦手なところとか分析された問題を解いたりと、最先端のICT教育を実現していく土台となります。

ここがポイント
  • 「GIGAスクール構想」は、1人1台端末、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、教育のICT環境を整える政策
  • それをベースに最先端のICT教育を実現していく

あなたの街のデータをチェック

    都道府県

      市区

        関連注目ワード